研修は、学習者に伝わって初めて成果になります。逐語訳しただけのコースも動作はしますが、事例が現地の文脈と合わない、レイアウトが崩れる、ナレーションとアニメーションがずれるといったことが起きれば、学習者はそこで学ぶのをやめてしまいます。
E-learningのローカライズは単一の作業ではありません。画面上のテキスト、字幕、ナレーション、グラフィック、設問、そしてそれらを包むLMSまでが対象です。どれか一つでも不備があれば、コース全体が未完成に見えてしまいます。
クレステック(タイ)は、社内および提携先のネイティブ翻訳者に加え、CATツール・翻訳メモリ・合意済みのタームベースを用いることで、第1モジュールから第50モジュールまで用語を統一します。社内エディターが案件ごとの基準に沿って全案件を評価し、そのスコアはISO 9001品質システムのもとで年2回見直される翻訳データベースに蓄積されます。DTPチームは翻訳者と並行してレイアウトを担当します。タイ語やドイツ語は原文より文字数が増え、スクロールが必要なコースは途中で離脱されるからです。ナレーションと字幕は100言語以上に対応し、特に東南アジア言語に強みがあります。
安全教育や設備のSOP、コンプライアンス・倫理研修、新入社員のオンボーディングや製品教育。いずれの場合も、コースは教えるだけでなく、事故を未然に防ぐ役割を担っています。
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